トーキョーナガレモノ

日本映画の旧作の感想。でもそのうち余計なことを書き出すだろう。

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戦争

最前線物語

「気狂いピエロ」(Pierrot le Fou, ジャン=リュック・ゴダール監督・1965年フランス)を見たという人も今ではもう少ないだろうと思うので、この作品に本人役で出演したサミュエル・フラーの有名な言葉を引用しておくのは無駄ではないだろう。 映画は戦場のよ…

あゝ決戦航空隊

12月14日の衆議院選挙の投票日を前に、維新の党の橋下徹共同代表が早くも白旗をあげたとも取れる演説をしたらしい。ブロガーのやまもといちろうは「大将は間違っても部下の背中を撃つような話をするべきじゃないと思う」とぼやいている。 橋下徹さんの「維新…

戦争の霧

トピック「ミニマリスト」について 全然違うことを考えていた。 「ミニマリスト」のトピックは今月前半にも公開しましたが、その後もさまざまな記事が書かれ、最近では「最低限の物で暮らす」という定義の「最低限」が人によって異なり、明確な定義はあるの…

独立機関銃隊未だ射撃中

戦争映画で密室劇というと、ドイツ映画「U・ボート」(ヴォルフガング・ペーターゼン監督、1981年)のような潜水艦ものがまず思い浮かぶ。潜水艦の搭乗員は、攻撃してくる敵の姿を目で見ることはできない。自艦が敵の水雷で次第に追い詰められていく恐怖は、爆…